「気分の波が激しくて、安定した生活が送れない」
「躁状態のとき、本人が受診を嫌がって困っている」
双極性障害(躁うつ病)は、躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患です。うつ状態だけでなく躁状態のサポートも必要なため、通院だけでは管理が難しいこともあります。そこで力を発揮するのが精神科訪問看護です。
■ 双極性障害とは
双極性障害(躁うつ病)は、気分が著しく高揚する「躁状態」と、落ち込む「うつ状態」を繰り返す精神疾患です。双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害に分類され、症状の程度や波のパターンは個人差があります。
躁状態の主な症状:睡眠が少なくても元気・気分が異常に高い・浪費・多弁・衝動的な行動・誇大妄想
うつ状態の主な症状:意欲の低下・倦怠感・睡眠障害・食欲不振・集中力低下・希死念慮
双極性障害の難しさは、「躁状態のときに本人が病識を持てない」点にあります。気分が高揚しているため「病院に行く必要はない」と感じやすく、この段階での支援がとくに重要です。
■ 訪問看護でできること
はーとふる訪問看護ステーションでは、精神科経験のある看護師が週1〜3回ご自宅を訪問し、以下のサポートを提供しています。
服薬管理のサポート
気分安定薬(リチウムなど)の確実な服薬は双極性障害の管理の基本です。飲み忘れや自己判断での中断を防ぐために、毎回の訪問で確認します。
気分状態の観察・記録
躁状態やうつ状態の初期サインを見逃さないよう、毎回の訪問で気分・睡眠・活動量を観察します。主治医への正確な情報共有につなげます。
躁状態の早期介入
睡眠が少なくなった・話が止まらないなど、躁転の初期サインを早期に把握します。本人が病識を持てない時期のクッション役として、家族と主治医の間を橋渡しします。
再入院予防
気分の波を早期に捉えることで、入院を要するような状態への悪化を防ぎます。「また入院になるのでは」という不安を軽減します。
ご家族への支援
双極性障害の「波」に付き合うご家族の疲弊は深刻です。「躁状態のときの対応はどうすれば」「うつのとき何と声をかければいい」——そんな疑問に一緒に向き合います。
■ 費用・保険について
双極性障害の訪問看護には医療保険が適用されます。自立支援医療(精神通院医療)をお持ちの方は自己負担が原則1割に軽減されます。
週1回(月4回)で月約2,200円〜が目安です。詳しくは料金ページをご覧ください。
■ 対応エリア
さいたま市(浦和区・中央区・大宮区・見沼区・緑区一部)が対応エリアです。はーとふる訪問看護ステーションは与野駅から徒歩2分に所在しています。
■ まずはご相談ください
「躁のとき何をしでかすか不安」「薬を飲んでくれない」「本人を病院に連れていけない」——そのような段階のご相談でも大歓迎です。
お電話(048-919-2035)またはお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。初回相談は無料です。
■ よくあるご質問
Q. 双極性障害(躁うつ病)でも訪問看護を利用できますか?
A. はい、主治医から訪問看護指示書が発行されれば、双極性障害の方も訪問看護を利用できます。医療保険が適用され、自立支援医療(精神通院医療)をお持ちの方は自己負担が原則1割になります。
Q. 躁状態のときも訪問してもらえますか?
A. はい。躁状態はうつ状態に比べて本人が「元気」に見えるため見逃されがちですが、衝動的な行動や不眠・多弁といった症状が問題になります。躁状態のサインを早期にキャッチし主治医に報告するのも訪問看護の大切な役割です。
Q. 躁うつの波が激しい時期でも対応してもらえますか?
A. 対応できます。波が激しい時期こそ、訪問看護の介入が重要です。気分の変動を記録・観察し、主治医と情報共有することで再入院を予防します。
Q. 家族が双極性障害で困っています。家族だけでの相談は可能ですか?
A. はい、ご本人が受診前の段階でも、ご家族からの無料相談を受け付けています。まずはお電話(048-919-2035)かお問い合わせフォームよりご連絡ください。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 自立支援医療(精神通院医療)を利用されている方は、週1回(月4回)で月約2,200円程度が目安です。詳しくは料金ページをご覧ください。
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※イラスト:いらすとや